ボールペンの名入れ印刷について (印刷方法と特徴)
弊社では、以前より社内でボールペン軸に印字を致しておりましたので、ペンへの印字品質は自負しております。 クライアント様・ご自身のPRの尖兵として、お使いになる製品の大事な「看板」ですので、名入れ品質をご自身で疎かに為さいません様申し上げさせていただきます。
下記のリンクもご参照ください。
なお、入稿に関しましては、紙データにて承らせて頂いております。下記をご覧の上ご了承願いますようにお願いいたします。
Ⅰ.印刷の種類について
1. 曲面印刷

- 弊社で尤も一般的な印刷方法です
柔らかな蒲鉾のような形状の転写体に版から印字内容を転写してボールペンの軸体に押し付けます。転写体はボールペンの軸体に沿って変形して表面の印字内容をボールペンの軸体にインクを転写していきます。
- A.特徴
- <長所>曲面・異形面への印刷が可能で、自由度が高い。ロゴマークの印刷も可能
- <短所>インク層が薄いので、隠蔽力が低いため、下地の色の影響を受けやすい。回避する方法はありますが、コストが上がるのでお勧めしません。
- 金・銀色でしたらば隠蔽力が強いので下地の色を選びません。
- B.印刷範囲
- 曲面にインクの着いた転写体(弾力のある樹脂)を押し付けて絵柄を転写するため、デザインバランスによっては、変形が起こり、通常の平面への印刷のように天地X左 右の寸法では、印刷範囲の指定が困難。(不可能ではないですが、折角の印刷特性を妨げて、小さな範囲しかご提供できません。)
- 上手にレイアウトとすると意外なほどのサイズで印字ができますが、かなりの熟れが必要です.
- 印字内容を決定する以前に、印字をなさりたい「内容」(ロゴマーク・文言)等をお知らせください。他の印刷方法を含め、レイアウトの検討を致します。

2. 平面印刷
一般的には簡易的な印刷方法(但し、奥は深い)
- A.特徴
- <長所>版換え・インク換えが容易なため、比較的小ロットでも印字ができます。
- <短所>元来は、平面への印刷方法なので、曲面・円筒への印字は不得手であり、下記のように、天地のサイズを大きく取れない。
- 平面印刷では大きな版や特殊なインクを使って、熟練者は工芸品的な印刷が可能。熟練者の場合文字盤等の精密な印刷も可能。
- B.印刷範囲
- 天地2.5~3ミリ程度(ボールペンの場合)
- 雑貨の場合、Tシャツ等も含めて、大きな物が多い。ただし、近年はインクジェットが一般化しつつある.
3. 回転印刷

大きなロゴ・多数行の印刷の場合
- A.特徴
- 円筒の軸体を回転させながら、版を水平移動させて、軸体に印字をします。200~320度程度の角度で印字が可能(可否・角度は軸体によります。)
- 一周させて印刷は可能ですが、熟練者がおこうと継ぎ目が見えなく行うことも可能ですが、図柄等との関係もあり、一般の印刷ではお受けしておりません。
- 弊社では3色程度の特色(スポットカラー)での印刷を行います。実際の作業工程を考慮したデザインの力が問われますので、経験のあるお客様にお勧めしております。
- B.印刷範囲
- 円筒軸を平面に見た立て印字ができますので、天地×左右での寸法の見積が可能です。(軸体によっては不可)
- 出来上がりを想定して、紙を巻きながら、印刷の工程やインクの粘度を考慮して(線の細い部分とベタの部分の大きさによって調整)デザインを決定します。
Ⅱ.特殊印刷
1. 焼き付け印刷

鍍金をされた軸面、及び、表面焼き付け塗装をされた硬質塗装軸面等への印刷は、電気炉にて適温による焼付け印刷を致します。
2. 多色印刷
パット・回転印刷による3C(スポットカラー)程度以外は、通常はお受けいたしません。 多色印刷をご存知のメーカー様のご依頼のみお受けいたします。
- <転写紙による印刷> グラビア・オフセットによる印刷を熱転写により軸体に印刷します。 転写紙の作製技術により、仕上がりが、大きく変わります。
- <直刷り> 特色5Cまでを、軸体を回転させて印刷をします。版の位置を合わせることが出来ますので、抜き合わせの印刷が可能です
Ⅲ.印刷色
- <通常印刷色>
- 基本的に1色通しでお願いいたします。
- 色換えは、別途量費用の発生や遅延の原因にもなり、状況によっては、お受けできないこもとあります。
- <通常ご用意しているインク色>
墨(黒)・白・金・銀・ローズピンク(P219)・赤(P200)・パープル(P254)・空色(P3005)・青(P293)・紺(P287)・エメラルド(P3272)近似色 - 通常色の色見本(PC上ですのであくまでも参考程度)

- 金・銀も一色計算で他の色と同金額です。
- <特別色>
- DICもしくはPantoneの近似色を調色して印刷いたします。
- 発色の関係上、軸色は白軸(白パール含む)のみとさせていただきます。白ひきは通常お受けしておりません。
- インクを調色する関係上、一定の最低数量が必要となります。
Ⅳ.入稿手順
1.印字内容のお打ち合わせ
- 「完全版下」をご用意されましても、「印刷」自体が不可能な場合があります。
- 寸法が物理的に不可能な場合・印刷方法に適していない場合・ツブレ/トビ等のおきる場合など必ず事前のお打ち合わせが、必要になります。
- 更に、弊社からお客様に提出した、印字内容の確認書への校正のサインを頂いた後に作業に入ります。
- 印字自体が、何らかの原因により、不可能と判断した場合は、申し訳ありませんが、お断りする場合もございます。
- 弊社で作成した原稿でも、校正に送付したデータが同様の状態で再生できたか確認できませんし、版下は「紙(アナログ)」のデータとして保存します、のでお打ち合わせの遣り取りはFAXでさせていただきます。
2.版下作成
入稿は紙による「版下」(アナログデータ)でお願いしております。 デジタルデータの場合、OS(オペレーションシステム)・アプリケーションソフトの種類・バージョン、また、作成時の作法等により、適切に再現出来ない場合もあり、また、「デジタル」という事で、「安心」されている場合も多々あり、トラブルを避けスムースな作業のため紙版下での入稿をお願いしたします。
- <版下要領>
出力センターの紙焼きの出力ではなくても、下記の要領でOKです。
- レーザープリンターの場合
白地の紙に黒色で600dpi 程度で出力してください。 - インクジェットの場合
フォト用紙に黒色で600dpi 程度で出力してください。 - 出力寸法は横幅を15cm程度でプリント出力してください。(大きさの最終調整は弊社でいたします。)
- 印刷物の場合も同様です。
なお、目視にてアウトラインがスムースであるかどうか、ご確認ください。 データーに問題があると、綺麗な出力が出来ません。 最終仕上がりは版下によって左右されます。
3.校正
- 通常、現物の印刷校正は致しません。下記の様式の名入れ指示書をお送りいたします。

- 仕上がりにつきましては、弊社で、原稿をもとに十分な検討の上、原寸図の中での校正(印字内容・レイアウト)をお願いしております。
- また、印字可能なもののみ印字確認をお知らせいたしておりますので、現物の印刷校正は通常致しません。必要と判断した場合は、工場サイドで自主的に行うこともありますが、あくまでも工場での確認が主体になります。
- どうしても、ご入用の場合は、別途費用でお受けいたします。(最終的な納入期日は延期されます。)
- 立会いはお受けしておりません。
